Xperia Xに搭載されているSnapdragon 650の性能をベンチマークアプリで測ってみた

7/23/2016



 Xperia Xに搭載されているCPUは、ミッドレンジ向けとして開発されたSnapdragon650。せいぜいミッド向けだからしれてるだろ、なんて思ってますが果たしてどうなのか。Androidでは有名なベンチマークアプリ2つで調べてみました。(ついでに発熱も)


 Snapdragon 650(MSM8956)はクアルコムが2015年に発表したミッドレンジ向けのSoC。当時はSnapdragon 620・618として発表され、その後652・650に名称変更されました。
 Xperia Xに搭載されているのはこの内の650の方。Cortex-A53 1.4GHz駆動のものが4つ、Cortex-A72 1.8Ghz駆動のものが2つの6コア(ヘキサコア)構成となります。GPUはAdreno 510。
 他にこれが搭載されているものとしてXiaomiのRedmi Note 3 ProやASUS ZenPad Z8があります。



 今回は比較対象としてSnapdragon 810を搭載するdocomo版のXperia Z4(SO-03G)を用意しました。


ベンチをまわす前に、まずはおまけ程度に外観比較。5.2インチのディスプレイを搭載する分、サイズはZ4の方がやや大きめ。



 薄さはZ4が6.9mm、Xが7.7mmとXの方が分厚くなっています。ディスプレイや背面、フレームが丸く加工されているので持ちやすさはXの圧勝。また、Xはフレームにほとんどつなぎ目がないデザインとなっているのでデザイン面でもこちらのほうが上手くまとまっているように感じます。




 まずは有名ドコロで「Antutu Benchmark」。開いているアプリをすべて終了した状態で測定を行いました。

 Z4が66071点だったのに対し、Xの方は74930点。Xが上回ってしまいました。。。
 Z4に搭載されているSnapdragon810は機種によってスコアが異なるので、単純にSnapdragon650のほうが性能が上とは言えませんが、相当の実力は持っているといえます。




 発熱はCPU-Zで測定。Antutuの測定直後はどちらも同じような温度を示していました。しかし、背面を触ってみると両者に明確な違いが。Z4はカメラ横がかなり熱くなっているのに対し、Xは上部がまんべんなく暖かい程度。




 スコアの詳細を見ると、CPUやRAMの性能はXのほうが上、3Dグラフィックス(GPU)に関してはZ4のほうが上という結果でした。3Dゲームに関してはZ4のほうが優位(どっちみち発熱するので快適とはいえませんが...)




 間髪入れず続いて「GeekBench3」で測定。見て分かる通りXのスコアがZ4を軽く上回っています。アプリ内ではスコアを他の端末と比較することができるのですが、OnePlus 2に搭載されているSnapdragon 810が1010・3849というスコアなのでこれも上回っていることになります。凄いぞ650。




 こちらも測定直後に温度を測りました。数値上は数℃の違いですが、もうZ4はヒートパイプの効果があるのか疑うレベルにアッチッチ状態。Xは金属パネルがうまく熱を分散しているのかまだまだ余裕です。




 ちょっと経ってもう1回、Antutuやってみました。スコアが両者とも5000ほど下がってしまいました。なんでや。熱のせいか。


Snapdragon 650はちょっと前のハイエンド機に匹敵するレベルだった

 以上の通り、ミッド向けに搭載されるSnapdragon 650は少し前のハイエンド機に迫る性能を見せてくれました。ただ、3Dグラフィックの点ではやはりハイエンド向けCPUの方が強そうです。
 価格が抑えられたモデルでこれが今後どんどん搭載されていくと、コストパフォーマンスに優れたスマートフォンが続々と登場してくるものと思われます。



 最近、スマホの性能を確かめるのに使われるようになってきた「アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ(デレステ)」をXperia Xに入れてみました。ProとかMasterがクリアできるような上級者じゃないので、どこが良くてどう悪いとかがちょっとわからないんですが、3D標準が普通に動いて快適にプレイ出来ているので、まあ良いんじゃないかと思ってます。




※ 11月10日更新


Xperia本体のアップデートを管理する「Xperia Care」には、既に次のAndroid 7.0へのアップデートが記載されており、Xperia X(本機はF5122)にもNougatが降ってくるみたいですね。
 少し日が経ち本体のアップデートやら、ベンチマークアプリのアップデートやらいろいろとあったので軽くですが改めて計り直してみました。



 まずはAntutu Benchmark v6.2.1から。本体のアップデートがあったからかスコアが以前の計測時よりも5000ほど高くなっています。
 しばらく時間が経って、改めて2回目の計測をしてもやはり79000点台。合計スコアだけで見ればiPhone 6の80000点に肉薄。ここまでくると普段使いで不満に感じることはほとんど無いのではないでしょうか。



左上:本体CPUのスコア
左下:シングルコア性能
右上:マルチコア性能
右下:GPU性能

 続いてアップデートによってGPUの性能も計測することが出来るようになった「Geekbench 4」。計測方法が変わったのか若干ではありますが、前回時よりスコアが変動しています。
 マルチコア性能ではSnaodragon 810を搭載するNexus 6Pをやはり上回り、シングルコア性能ではSnapdragon 810よりも性能が上とされたExynos 7420をも上回る数値となっていますね。あくまで数値上のランキングなので一部の指標にすぎないのですが、まさか1年ほどでミッドモデルがこれほどの性能を持つことになるとは思いませんでした。。。

 docomoから冬モデルとして発売されたXシリーズの派生機でありコンパクトモデルである「Xperia X Compact」もこのSnapdragon 650を搭載しています。フラグシップに比べて安いから動作面が不安、、、と侮ってはいけませんよ!



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