Google、最高画質を誇るカメラを搭載する「Pixel」発表 5・5.5インチの2モデル

Googleは日本時間10月5日午前1時より行われた新製品発表会にて、新型スマートフォン「Pixel」を発表しました!

NexusではなくPixelとなったGoogleのスマートフォン。今回のPixelの特徴は「Google Assistant・撮影性能・写真容量・コミニュケーション・バーチャルリアリティ」の5つ。

PixelではホームUIが刷新され、Nexus端末で使用されていた「Google Now ランチャー」とはまた別の新しいホームアプリとなっています。ドロワーは下の部分を引き上げることで展開されるようです。アプリアイコンも◯で統一されていますね。

ホームボタン長押しでGoogle Nowではなく、アシスタントAIである「Google Assistant」が起動します。話しかけるとユーザーが話した内容に沿った回答をしてくれるようで、デモでは「10月に撮った写真を見せて」という要望にきちんと答え、写真をGoogleフォトから探し出していました。なお、このGoogle Assistantは日本語には非対応。残念。

続いてカメラのお話。色味やフラッシュの具合、オートフォーカス速度などカメラ性能を総合的に評価し点数化している「DxO MARK Mobile」において、Pixelは最高得点である89点を叩き出しています。ぱっと見たところそんなに凄そうなカメラに見えませんが…
ちなみに、競合であるiPhone 7は87点、Xperia XP・Galaxy S7 edge・HTC10が88点。

Nexus 6の78点に始まり、Pixelに至るまで順調にカメラ性能を強化してきたことが分かります。かなりiPhoneを意識していますね。あれ?Nexus5Xの姿がない?

Googleフォトはなんとオリジナル画質の写真・動画が保存し放題なので、容量不足に悩むことはまぁ無いでしょう。4KビデオもOKというのが驚き。ただし、これはPixelユーザー限定のもの。

「コミニュケーション」として挙げたのが、Google謹製のビデオ通話アプリ「Google Duo」。Android ・iOS両方に対応しており、着信すると相手の状態がリアルタイムで表示されどんな状況から電話をかけているのかが分かるのが特徴。使い方は以下の記事に掲載しています。

今年のGoogle I/Oではこれとチャットサービス「Allo」が発表されましたが、LINEやSkypeなどがすでに地位を築いている中、今後普及していくのかが課題。

充電端子はUSB-Type C。15分の充電で7時間利用できるようになる急速充電機能も。バッテリー容量はPixelが2770mAh、Pixel XLが3450mAhとなっています。

使い方がわからない場合は24時間対応のカスタマーサービスで、電話なりチャットなりで相談することができます。

他の端末からのデータ引き継ぎも簡単に行うことが出来るようです。

大きさは5インチFHD解像度のPixel、5.5インチWQHD解像度のPixel XLの2種類。ディスプレイとバッテリー以外はほとんど同じです。

カラーバリエーションはご覧の3種類。ブルーは変わった色ですね。iPod Touchに似てる。

価格は649ドルから。日本円にすると66,000円くらいでしょうか、案外安いですね。128GBモデルもあるみたいなのでそれはもう少し高いのかも。

予約受付はインドを除き、アメリカ・オーストラリア・カナダ・ドイツ・イギリスで今日から。残念ながら日本は入っていませんでした。

スペックはこちら。CPUにはSnapdragon 820のクロック数を引き上げた強化版である、Snapdragon 821を搭載しています。Nexus 5X・6Pに引き続き指紋認証センサーを背面に搭載。iPhone 7では消滅したイヤホンジャックは健在です。
OSはAndroid 7.1を標準搭載。マイナーアップデートと思いますが、既存のNexus端末にもすぐに配信されるのでしょうか?

SOURCE:Google Store#madebygoogle(Youtube)

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